Bubbleでアプリを開発していると、長いテキストをどう表示するか悩むことはありませんか?
今回は、テキストを途中で切り、枠からはみ出た部分を「…」で表示する方法を解説します。Bubble標準機能だけでは難しいこの実装、CSSの力を借りて実現しましょう。
ゴールイメージ
左の複数行の文字を右のように1行で表示し、はみ出した部分を・・・で表示します。
実装のステップ
- 長い文字をtextに設定してください。横幅はMax値を設定するようにしてください。
- ID Attributeには何か適当な文字(ここではtruncate)を入力してください。これがCSSでスタイルを適用する先のID属性になります。
- HTML要素を画面に配置し、以下のstyleを適用してください。
<style>
#truncate{
white-space: nowrap !important;
overflow: hidden !important;
text-overflow: ellipsis !important;
font-color:red;
}
</style>
- これで出来上がりです。
注意事項
- Textの設定で”Center the text vertically”にチェックをつけると以下のように末尾の「・・・」が表示されません。スパッと切れます。
さらに便利な使い方
- 上記の例ではID属性を使っていましたが、以下のプラグインを使うことでClassを使えるようになります。
Classを使えば複数個所へ同じCSSを簡単に適用できるようになります。
- 有料契約すると、Bubbleの全ページにstyleを適用することが出来ます。
設定画面のSEO/metatagsの中にあるScript in the bodyでstyle sheetを記載できるようになります。一つ一つのページにCSSを書かなくてよくなりますよ。
まとめ
今回は、Bubbleで長いテキストを「…」で省略表示する方法を紹介しました。classifyプラグインとCSSを活用することで、Bubble標準機能の制約を超えた表現が可能になります。ぜひお試しください!
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