ノーコードでのシステム開発を活用できる補助金のご紹介(2025年度版)

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2025年度は、新規事業開発に向けたさまざまな補助金制度が中小企業や小規模事業者向けに用意されています。特に、ノーコードやローコードを活用したシステム開発や、SaaS型サービスへの取り組みが評価されるケースが増えています。今回は、最新の補助金制度の中から「ノーコードでのシステム開発」に注目した補助金をピックアップし、各制度の概要と活用ポイントを詳しくご紹介します。

会社紹介

運営:株式会社Spovisor(スポバイザー)

株式会社Spovisorではノーコード・ローコードツールを使ったシステム開発、アプリ開発を実施しています。
要件定義から伴走して支援し、安価・スピーディー・柔軟な開発を行います。無料でご相談もお受けしております。

2025年度の注目補助金制度

1. 新事業進出補助金(2025年新設)

  • 対象事業者
    • 中小企業および個人事業主(みなし大企業は対象外)
  • 申込期間
    • 2025年4月から公募開始(全4回の公募予定)
    • ※具体的な締切日は今後発表
  • 補助内容
    • 基本補助率:1/2(賃上げ要件を満たすと2/3に引き上げ)
    • 上限金額:従業員数により設定(例:従業員20人以下で最大2,500~3,000万円など)
  • 補助対象内容
    • 新製品・サービスの開発、新規顧客層の獲得を目指す取り組み
    • 建物費、システム構築費、技術導入費、クラウドサービス利用費など
  • ノーコード適用の可能性
    • システム構築費が対象に含まれているため、ノーコードツールを活用したシステム開発も補助対象となる可能性が高い

2. IT導入補助金

  • 対象事業者
    • 中小企業および小規模事業者
  • 申込期間
    • 2025年度は2025年3月31日(月)から受付開始
    • 第1回締切:2025年5月12日(月)
    • 第2回締切:2025年6月16日(月)
  • 補助内容
    • 通常枠:補助率1/2(状況により小規模事業者は補助率が2/3に)
    • 上限金額:最大450万円(業務プロセス4つ以上の場合など)
    • ※セキュリティ対策やインボイス枠など、複数の支援枠あり
  • 補助対象内容
    • ソフトウェア購入費用、SaaSやクラウドサービスの利用料(最大2年分)
    • 保守サポート費、マニュアル作成費、導入後の活用支援費用なども対象に追加
  • ノーコード適用の可能性
    • 市販のクラウド型サービスが対象となるため、ノーコードツールを利用して構築したシステムは、直接自社開発の場合は対象外となるケースもありますが、既存のSaaSパッケージ導入であれば十分に適用可能
    • ※弊社のマッチングプラットフォーム「Mapla」は、このIT導入補助金に申請予定です

3. ものづくり補助金

  • 対象事業者
    • 中小企業および小規模事業者
  • 申込期間
    • 2025年度も実施予定(詳細は公式発表をチェック)
  • 補助内容
    • 製品・サービス高付加価値化枠
      • 中小企業:補助率1/2、小規模事業者:補助率2/3
      • 上限:750万円~2,500万円(枠による)
    • グローバル枠:上限3000万円など、規模に応じた支援
  • 補助対象内容
    • 新事業の立ち上げ、システム開発、技術導入などが対象
    • 製造業に限らず、革新的なサービス開発も支援対象
  • ノーコード適用の可能性
    • 生産性向上やサービス革新の一環として、ノーコードでのシステム開発が該当する場合、補助対象となる可能性があります

4. 小規模事業者持続化補助金(創業型・一般型)

  • 対象事業者
    • 常時使用する従業員数20人以下の小規模事業者
    • ※創業型と一般型の2つの枠が2025年度から開始
  • 申込期間
  • 補助内容
    • 一般型:補助率2/3(条件により3/4)、上限50万円(特例で最大250万円)
    • 創業型:補助率2/3、上限200万円(特例で最大250万円)
    • その他、共同・協業型、ビジネスコミュニティ型もあり
  • 補助対象内容
    • 経営計画に基づく販路開拓、Webサイト制作、販促活動、展示会出展など
    • ノーコードでのシステム開発(新規サービスの基盤としてのWebサイト・システム構築)も活用可能
  • ノーコード適用の可能性
    • 新規事業のプロモーションやシステム刷新の一環として、ノーコードを活用したサイト構築・システム開発が十分に補助対象となります

補助金制度の比較表

補助金名称対象事業者申込期間補助内容(補助率・上限金額)補助対象経費ノーコード適用可否
新事業進出補助金中小企業・個人事業主2025年4月~全4回の公募基本1/2(条件により2/3)、例:従業員20人以下で2,500~3,000万円システム構築費、クラウド利用費、技術導入費対象となる可能性が高い
IT導入補助金中小企業・小規模事業者2025年3月31日~、5月~6月締切通常枠:1/2(小規模は2/3)、上限450万円などSaaS利用料、保守サポート費、導入費用市販SaaS導入なら対象。自社開発は注意
ものづくり補助金中小企業・小規模事業者2025年度実施予定(詳細は公式参照)製品・サービス枠:中小1/2、小規模2/3、750~2,500万円設備投資、システム開発費、技術導入費革新性が認められれば対象
小規模事業者持続化補助金従業員20人以下の小規模事業者2025年度(創業型・一般型が開始)一般型:2/3(最大250万円)、創業型:2/3(最大250万円)Webサイト制作、販促、展示会出展などノーコードでのWebサイト・システム開発も可

補助金活用のポイント

  • 事業計画の明確化
    • 補助金申請では、事業の新規性・革新性を具体的な数値や市場分析を交えて示すことが重要です。
  • 適切な補助金の選択
    • 自社の投資規模や事業内容に応じ、上記の中から最も適した補助金を選びましょう。
  • 専門家のサポート活用
    • 補助金申請は手続きが複雑なため、専門のコンサルタントや申請支援サービスを活用することをおすすめします。

弊社の強みとご提案

  • ノーコード・ローコード開発に強み
    • 弊社は、ノーコード・ローコードツールを活用したシステム開発に豊富な実績があります。少ない開発工数で迅速なサービスリリースを実現し、補助金申請に伴うシステム構築費用の削減にも貢献いたします。
  • マッチングプラットフォーム「Mapla」
    • 弊社が提供するクラウド型マッチングプラットフォーム「Mapla」は、IT導入補助金への申請予定です。これにより、サービスの市場投入と同時に補助金を活用した資金調達が可能となります。
  • ぜひご相談ください!
    • 補助金申請は複雑なプロセスですが、弊社では事業計画の策定からシステム開発、申請サポートまで一貫してご支援いたします。ノーコードを活用した新規事業開発をご検討中の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

まとめ

2025年度は、新事業進出補助金、IT導入補助金、ものづくり補助金、そして小規模事業者持続化補助金と、さまざまな補助金制度が用意されており、ノーコードでのシステム開発を含む新規事業開発に大きなチャンスが広がっています。

  • 新事業進出補助金:新市場への挑戦を支援
  • IT導入補助金:SaaS利用やクラウドサービスの導入を後押し
  • ものづくり補助金:革新的なシステム開発を支援
  • 小規模事業者持続化補助金:販路開拓やWebサイト制作に有効

これらの制度を戦略的に活用し、限られた資金でも最大限の成長効果を狙いましょう。最新の情報や申請要項は各公式サイトでご確認の上、計画的な事業展開を進めてください。


【参考リンク】


以上、2025年度の補助金制度を活用して、ノーコードによるシステム開発で新規事業の可能性を広げるための情報をお届けしました。
ご不明点やご相談がございましたら、弊社までお気軽にお問い合わせください。

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株式会社Spovisorではノーコード・ローコードツールを使ったシステム開発、アプリ開発を実施しています。
要件定義から伴走して支援し、安価・スピーディー・柔軟な開発を行います。無料でご相談もお受けしております。