Difyクラウド版 vs セルフホスト版
🚀 Difyって何?
- 生成AIアプリを作るためのオープンソースプラットフォーム (LLM App開発基盤)
- バックエンド機能 (BaaS) + LLM運用 (LLMOps) を統合
- RAG、Prompt IDE、エージェント、ワークフローなどを提供
- プロトタイプから本番アプリまで素早く開発!
☁️ Dify Cloud (クラウド版) – 手軽さ重視!
これは何?
Dify社が管理するSaaSサービス。サインアップすればすぐ使える!インフラ管理不要。
👍 いいところ (Pros)
- 導入が超簡単: 面倒な設定なし
- 運用おまかせ: アップデート・管理はDify社
- サポート充実: 有料プランで安心
- コスト予測しやすい: 月額/年額
👎 うーん…なところ (Cons)
- 利用制限あり: プラン上限
- データは預ける形: 米国AWS
- カスタマイズ制限: 基本機能のみ
- 費用: 本格利用は有料
👉 こんな人におすすめ
- スピード重視のスタートアップ・中小企業
- インフラ管理の手間を省きたいチーム
- お試しの個人開発者
🏠 Dify Self-Hosted (セルフホスト版) – 自由度重視!
これは何?
自分でサーバーを用意してインストール・運用。オープンソース (Apache 2.0) でコードもいじれる。
👍 いいところ (Pros)
- ソフトウェア無料: ライセンス費用なし
- 制限なし: サーバー次第
- データ完全管理: 場所自由 (主権◎)
- 自由なカスタマイズ: コード変更可
👎 うーん…なところ (Cons)
- 導入・設定が必要: 技術知識必須
- インフラコスト: 自己負担
- 運用が大変: 全部自分!
- サポートはコミュニティ: 自己解決基本
👉 こんな人におすすめ
- データ管理/セキュリティ要件が厳しい企業
- 深い連携/カスタマイズが必要な組織
- 大規模利用でコスト最適化したい (※運用スキル要)
- コードを触りたい開発者
⚖️ 一目でわかる比較表
特徴/側面 | ☁️ Dify Cloud (クラウド版) | 🏠 Dify Self-Hosted (セルフホスト版) |
---|---|---|
コストモデル | サブスクリプション (無料プラン有) | ソフト無料、インフラ・運用費は自己負担 |
機能/リソース | プランに応じた制限あり | インフラ次第 (実質制限なし) |
導入の手間 | ほぼゼロ (サインアップのみ) | 技術知識・作業が必要 |
運用・保守 | Dify社におまかせ | ユーザー責任 (重要!) |
アップデート | 自動 | 手動 |
サポート | 公式サポート (プランによる) | コミュニティ主体 |
データ管理 | ベンダー管理 (AWS US-East) | ユーザー完全管理 |
カスタマイズ性 | 限定的 | 高い (コード変更可) |
Time-to-Value | 早い | 遅い (セットアップ時間) |
TCO (総所有コスト) | 予測しやすいが、利用量で増える可能性 | インフラ・人件費次第で高くなる可能性あり |
🤔 どっちを選ぶ? 意思決定のポイント
- 💰 予算: 月額費用 vs インフラ+運用人件費、どちらが合ってる? TCOは?
- 🔒 データ: データはどこに置きたい? セキュリティやコンプライアンス要件は?
- 🔧 技術力: サーバー構築・運用・保守ができる専門家や時間はチームにある?
- 🎨 カスタマイズ: 標準機能で十分? コードレベルの変更や独自連携が必要?
- 📈 利用規模: どれくらいのユーザーやデータ量を想定してる?
✨ まとめ
☁️ クラウド版:
手軽さ・スピード重視ならこっち!運用はおまかせ。
🏠 セルフホスト版:
自由度・データ管理・カスタマイズ性重視ならこっち!ただし運用スキルとコストが必要。
どちらも強力なLLMアプリ開発プラットフォーム!
あなたのチームの状況に合わせて最適な方を選びましょう!