今回は、FlutterFlowでテキストをトランケート(省略)表示する方法について解説します。特に、テキストが長くなる場合、UIが崩れるのを防ぐために「…」を使って見やすくする手法について説明します。
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トランケート表示の設定方法
FlutterFlowでトランケート表示を設定する際に、Max Characters Allowed(許容文字数)とText Overflow Replacement(テキストオーバーフローの置き換え)という設定を使います。
この設定を活用して、長すぎるテキストを省略記号「…」で表現することができます。以下のような商品リストのイメージの場合、商品説明が長い場合にトランケート表示をしたりします。
設定手順
以下に、トランケート表示を設定する手順を詳しく紹介します。
1. テキストウィジェットの選択
- FlutterFlowでテキストを表示したい部分にテキストウィジェットを配置します。
- そのテキストウィジェットをクリックして選択してください。
2. プロパティパネルを確認
- テキストウィジェットを選択すると、右側のプロパティパネルに様々な設定オプションが表示されます。
- Max Characters Allowed と Text Overflow Replacement の項目を見つけましょう。
- 許容文字数の設定
- 「Max Characters Allowed」の設定に、テキストの最大文字数を入力します。例えば「20」と設定すると、20文字を超えるテキストは切り捨てられます。
- この設定を活用することで、テキストの長さを制限し、UI全体の見た目を整えることができます。
- オーバーフロー時の表示を設定
- 「Text Overflow Replacement」には、テキストが設定された文字数を超えた場合にどう表示するかを選択します。
- デフォルトでは「Ellipsis(…)」が設定されており、超過したテキストは「…」で省略されます。
- これにより、ユーザーは長すぎるテキストが省略されていることが直感的に理解できます。
設定の応用例
このトランケート設定は、様々なシーンで活用可能です。
- 商品リストやユーザーリスト:名前が長すぎて一覧の表示が崩れるのを防ぐために、商品名やユーザー名をトランケートします。
- ブログやニュース記事の概要:記事のタイトルや内容の一部を省略して表示し、ユーザーに興味を持たせるようにします。
例えば、20文字を許容文字数に設定し、残りは「…」で省略することにより、整然とした見た目を保ちながら、情報の重要な部分を残すことができます。ユーザーにとっても見やすく、またタップして詳細を見るといった行動を促すデザインになります。
まとめ
FlutterFlowでテキストのトランケート表示を設定することで、長いテキストによるレイアウト崩れを防ぎ、ユーザーにとって見やすいUIを提供することが可能です。「Max Characters Allowed」と「Text Overflow Replacement」の設定を使い、簡単にトランケート表示を実現できます。この方法を使って、アプリのユーザー体験を向上させましょう。
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